今日はGITA院長に代わり　アミが代筆

なぜなら

GITA院長は　恋でいそがしいから！

 

Kアミセラピが　ここ岩屋に引っ越した

その翌朝

縁側にちょんと座って

”ごはん、まだですか？”と

当たり前顔で　待ってるネコたち

 

”えっと～、どちらさま！？？”

 

ネコ好きの院長はうれしくて飛んでいき

網戸越しにあいさつするが

しかとされる・・・

 

だみ声のキジ熟女と

白い歯が魅力のギャルがいて

このギャルを院長は気に入った

（だろうと思った！）

ギャルもGITA院長にまんざらでも

ない様子だ

 

この娘は　実に可愛い声で鳴く

朝晩　やって来て

ミ～　　ミ～とはかなげに鳴くと

私でさえ

”はい、はい！”　とごはん持って

飛んで行ってしまうのだから

院長も　”はい、はい　どうしたの？”　と

寄っていく

そして近づきすぎると

”シャッ！！”　と網戸越しにパンチを

くらう

 

すごすご引き下がる院長が気の毒で

”気にするなよ！　あんなギャルネコ～

もっといい女は世間にいっぱいおるぞ！”

と慰める

 

けれど　時には

”ミ～　ミ～”　呼んでる

ギャル娘を無視して

さっさと行ってしまう院長

ポツンと網戸の外で待つギャル娘が

不憫で

”嫌な男だな　　やめろ、やめろ

あんなビビり男～　おまえはまだ若い！”

とまた慰めてしまう

 

しかしわたし、なにやってんだろう！？

それより午後からの

重度の下痢・腹痛と

五十肩の患者さんに備えなきゃ！

恋にうつつの院長は頼れないのだから！

 

 

そして今日も雨

ギャル娘がなかなか定時に

現れないと

縁側でいつまでもじっと待つ

けなげな中年院長でした